- 2014年10月27日追記: 東海道本線は、既に全線で運転を再開しています。以下の記述は、再開前の様子です。
台風18号による線路上への土砂崩れによって東海道本線の富士駅ー興津駅間で不通になっていましたが、10月11日から富士駅ー由比駅間の運転が再開しています。残る由比駅ー興津駅間はバスによる代行輸送が行われる事になりました。
で、12日にちょうどその区間に乗る機会がありました。
富士駅ー由比駅間を往復する臨時列車は、373系の6両編成2本が複線を交互に行き帰りするという形で運行されていました。駅には時刻表が貼りだされていて、ダイヤ通りに運行されているようです。普段特急として運行される車両という事もあって、普通列車と比べるとかなり乗り心地が良いです。多くの人が新幹線や自動車を利用しているのか、この区間に乗っている人はあまり多くありませんでした。
蒲原駅と興津駅の間は、バスの代行輸送を利用します。間にある由比駅から浜松方面へ向かう人は、一旦蒲原駅まで出てから折り返す必要があります。バスの台数は潤沢に用意されており、朝は6台、夜は2台のバスが狭い駅前いっぱいに待機していました。バスの乗車までに待ち時間は特に無く、すんなりと乗り込む事が出来ました。
バスの所要時間は、朝は20分間、夜は15分間でした。渋滞にもはまらなかったおかげで、かなりすんなりと到着しました。もちろん平日の通勤時間帯ともなれば国道1号の渋滞は避けられないでしょうから、もっと時間がかかるようになるのでしょうが。
バスから山側の風景を眺めると、事故現場の復旧の様子も見る事が出来ました。日曜日にも関わらず、多くの作業員の方々が復旧作業に当たられています。
東海道本線は、20日の復旧を見込んで急ピッチで復旧作業が進められています。