例を見れば分かる、と言えばそれはそうなのだけれども、あまりにも簡潔なRFCが出ました。HTTPのPATCHメソッドを使ってJSONのドキュメントを操作する方法を規定しています。
一言で言えば、リクエストラインで指定したパスにあるJSONドキュメントに対して、リクエスト中に与えたJSONドキュメントのキーで指定された値で置換します。値が無い場合は追加します。nullを指定すると消します。
{ "a": "foo", "b": "bar", "c": { "d": "baz" } }
というJSONに対して、
PATCH /document Host: example.com Content-Type:application/merge-patch+json { "a": "hoge", "b": null, "c": { "d": "fuga", "e": "moge" } }
というリクエストを与えると、
{ "a": "hoge", "c": { "d": "fuga", "e": "moge" } }
になる、という具合です。
多分、ここに書いてある下手な説明を読むよりも、RFC中の"3. Example"の章を見た方が一目瞭然です。