前回までで、ソースコードのコンパイル、実行バイナリのインストールまで出来るようになりました。今回は、実行ファイルが入ったパッケージを作ります。
とはいえパッケージの作成だけならば話は簡単。次のコマンドを実行します。
$ cpack -G TGZ .
これで、カレントディレクトリに実行バイナリの入ったtar.gzパッケージが出来上がります。tar.bz2が好きならば、オプション指定に-G TBZを指定すればbzip2で圧縮されます。
それだけではなく、rpmbuildなどrpmを作成する為のツールがインストールされていれば、-G RPMとするとrpmが出来上がります。またdebを作成する為のツールがインストールされていれば、-G DEBでdebファイルが出来上がります。