一汁三菜

自分が楽しいと思うこと、マラソン、旅行、その他日々の記録をしたい。

パッケージを作る

前回までで、ソースコードコンパイル、実行バイナリのインストールまで出来るようになりました。今回は、実行ファイルが入ったパッケージを作ります。

とはいえパッケージの作成だけならば話は簡単。次のコマンドを実行します。

$ cpack -G TGZ .

これで、カレントディレクトリに実行バイナリの入ったtar.gzパッケージが出来上がります。tar.bz2が好きならば、オプション指定に-G TBZを指定すればbzip2で圧縮されます。

それだけではなく、rpmbuildなどrpmを作成する為のツールがインストールされていれば、-G RPMとするとrpmが出来上がります。またdebを作成する為のツールがインストールされていれば、-G DEBdebファイルが出来上がります。

Windowsの場合

Windows版CMakeの場合、ZIPファイルやNSIS (Nullsoft Scriptable Install System)によるインストーラが作成できます。ただしCMake自身にZIPファイルの作成やインストーラの作成が出来るわけではなく、予めZIPファイルを生成する為のツールやNSISのインストールが必要になります。

ZIPファイルの作成の為にはコマンドライン版のZIPファイル作成ツールが必要になります。現在最も入手しやすいのは、7zipのコマンドライン版です。