TCXとPWXのファイルフォーマット
マラソンや自転車の走行記録を公開するSNS (RunKeeperとかrunasticとか) は、大抵Garminで使われているファイルフォーマットのTCXをインポートする機能が用意されています。そりゃ天下のGarmin様、高価な割にシェアが大きいので、あちこちで対応されているのも頷けます。
ファイルフォーマットはXML形式で、Garmin Formats - Welcomeで公開されているので、誰でも対応したアプリケーションを作成可能です。
一方、トライアスロンだとTimex社のIronmanブランドの時計のシェアがそれなりにあります。ただしこのTimexのファイルフォーマットはPWXという形式で、GarminのTCXとは異なるフォーマットです。こちらもXML形式であり、XSDファイルが公開されているので、こちらも誰でも対応したアプリケーションが作成可能なのは同じ。しかし悲しいかなGarminと比べると圧倒的にシェアが小さいので、なかなか対応しているソフトウェアに巡り合うこともありません。
変換してくれるWebサービスもあるにはあるのですが、自転車のケイデンスを変換の際に落としてしまっていたりと、やや不満の残るところがあります。