腕時計を新調した
しばらく前の話ですが、腕時計を新調しました。
10年間近く使っていた腕時計が動かなくなり、修理に出すのも何だか面倒になってしまっていて、だんだん腕時計をしない生活を送るようになっていました。そんな時にふとAmazonを見てみたら、割と良さそうな物がいくつかあり、2ヶ月間悩んだ末に結局買ってしまいました。
[カシオ]CASIO 腕時計 WAVECEPTOR ウェーブセプター ソーラー電波腕時計 MULTIBAND6 WVA-M630D-7AJF メンズ
- 出版社/メーカー: CASIO(カシオ)
- 発売日: 2012/08/29
- メディア: 時計
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ソーラー発電かつ電波時計で、アナログ時計で、かつリーズナブルなお値段で買えるものというと、10年前はあまり選択肢はありませんでした。ところが今や時代は変わり、当時よりもさらに安い商品が何種類もありました。技術革新が進んでいるんだなーと、妙に感心した次第です。
この腕時計がこれからの10年間使い続けられると良いです。
HTTP 2関連のInternet-Draftが相次いでLast Call
昨年末に、HTTP 2.0関連のInternet-Draftに相次いでLast Callがかかりました。特に議論の行方を追いかけているわけではないのですが、github上のページを見る限りにおいては、おそらくこれでHTTP 2.0がRFCになるのでしょう。
以下も同じタイミングでRFCになるのかと思いきや、そうでもないようで。
Google ChromeやMozilla Firefoxでは既にHTTP/2をサポートしていますし、Windows 10 Technical Previewに付属のInternet ExplorerでもHTTP/2がサポートされている事が示されています。主要なWebブラウザのほぼ全てで対応が完了していると言っても良い状況にあるので、今後HTTP 2.0の採用がどんどん進んでいくことでしょう。
I-JSON
昨年末にI-JSONがLast Callになりました。普通のJSONでは互換性の為に一部柔軟な記法を認めていたり、複数の記法を認めていたりします。これだとパーサを書く為に通常ほとんど使われないようなケースにも対応する必要があり、実装が煩雑になっていたりしました。またオブジェクト中に重複するキーの存在を許容していたりするなど、データ交換において思わぬ弊害を生む要因がいくつかありました。それらを改善する為に、既存のJSONの記法にさらに制限を加えたのがI-JSONです。
I-JSON自体はJSONと100%互換性があります。JSONに新たに加わる制限は以下の通りです。
- UTF-8限定 (JSONはUTF-8, UTF-16, UTF-32推奨)
- 数値は[-2^53+1, +2^53-1]の範囲
- オブジェクト中の重複するキー名は禁止
- オブジェクト中の要素は並び替えても良い
- トップレベルの要素は、配列かオブジェクトであるべき。
- 日時表記はISO 8601推奨
- バイナリデータはBASE64エンコーディング推奨
これらの制限を入れることで、パーサの実装はかなり楽になります。また、値の範囲に制限が設けられることで、データ交換において厳密性が向上することにもなります。
しかしながらJSONのパーサは既に数多く開発されているという現実を見ると、データ交換の厳密性向上という点を考慮してもI-JSONを積極的に採用していくケースはあまりないのではないかなあ、という気がしてしまいます。
読了: 土井雪広「敗北の無い競技: 僕の見たサイクルロードレース」
年末年始の休暇中に、土井雪広「敗北の無い競技」を読みました。
- 作者: 土井雪広
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2014/04/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自転車ロードレースの選手としてヨーロッパで活躍し、現在はTeam UKYOに所属している選手の自伝です。自転車ロードレースが日本国内においてあまり認知されておらず、ファンの間であっても情報が圧倒的に不足している状況への危機感を至る所で吐露しています。また日本で活躍するプロロードレース選手への発破の意味もあるのか、自身がヨーロッパで行っていた練習の様子などをつぶさに書いています。
ファンの人が読むと面白い (怒る人も居るかも) と思いますが、ある程度自転車ロードレースを見ている人向けに書かれた本でした。本書の中でも書かれている通り、国内での自転車ロードレースの認知度はまだまだ高くないのが実情なので、あまり万人向けではないかもしれません。
最近は弱虫ペダルの人気のおかげもあってか、自転車ロードレースの認知度が向上しつつあるので、もしかすると10年後は状況が変わっているかもしれません。2020年には東京オリンピックも控えているので、そうあって欲しいところです。
一年の終わりに 2014
大晦日です。去年も一年の終わりに一年の終わりにというタイトルでブログのエントリーを起こしていたので、今年も少しは一年を振り返ってみることにします。
昨年に引き続きあまり走らない一年間になってしまいましたが、レース数だけはどうにかこなしていたような1年でした。このままレースごとの記録は下がり続ける一方なのかな……、と思っていましたが、後半にさしかかって少しずつ挽回できるようになってきました。結果的に今年は踏み留まる一年間にできたので、来年は過去のベストに近づけるような形にしていきたいです。
ここ3, 4年間は、目先の1年間をどうにか過ごすのに精いっぱいでしたが、ここ最近は1, 2年先くらいまでは見通して活動出来るようになってきたような気がしています。20代前半くらいまでは3年先を見通すことを心がけていたような気がするので、またその位のスパンで物事を考えるくらいの事が出来ると良いです。
例年、年頭には新年の抱負を掲げるようにしています。年頭に掲げた新年の抱負は、
- たくさん(一人)旅行に行く。旅費は出来る限り安く上げる。
- 夜は温水プールに通う。おっきいお風呂に入りたい。
- 趣味のプログラムでは500行を超える物を書いてはいけない。
の3点でした。達成できない理想よりも達成可能な計画をという事を念頭に置いて、出来るだけハードルを下げようとした結果、こういう形になりました。1点だけ補足すると、最後の抱負は「多産になる」というつもりで書いた物でした。
一年を通じて達成し続けられてはいないという所に不満が残りますが、一年のある時期に一定の力を注いで取り組むことが出来たという点においては、概ね達成できたように思います。旅行には、日程的, 体力的, 金銭的に多少無理をしてでも行くようにしていました。つい最近を振り返ってみると、12月は毎週末家を空けていました……。円安になったこともあるのと、来年7月でパスポートの有効期限が切れてしまうので、来年はそれほど旅行には行かないことでしょう。プールは大浴場目当てに寒い時はよく行っていたのですが、夏場を過ぎてから少々足が遠のいてしまいました。プログラムについては多産にしたいと思っていたほどには多産にはならなかったのが反省ではあります。
来年も良いお年をお過ごし下さい。
2014年の走行距離
12月31日は帰省していて走らないことが確定しているので、今年の年間走行距離が確定しました。
年月 | Run | Bike | Swim |
---|---|---|---|
2014年01月 | 7.5km | 12.5km | |
2014年02月 | 21.2km | 4.5km | |
2014年03月 | 70.6km | 12.2km | |
2014年04月 | 95.0km | 47.3km | 11.5km |
2014年05月 | 37.3km | 38.6km | 8.3km |
2014年06月 | 63.6km | 122.6km | |
2014年07月 | 73.6km | 5.2km | |
2014年08月 | 38.3km | 39.7km | |
2014年09月 | 36.5km | ||
2014年10月 | 43.3km | 88.1km | 7.9km |
2014年11月 | 106.8km | 53.3km | |
2014年12月 | 100.6km | 1.0km | |
2014年合計 | 694.3km | 389.6km | 63.1km |
今年はついにランが1,000kmを大きく割り込んでしまいました。全く練習で走らない期間があったので当然と言えば当然ではあります。しかしながら冬場になってマラソンのレースが増えてきていることもあり、練習でも少しずつ走り出しました。どうにか月間150kmくらいを走るところまでは頑張りたいところです。
バイクはレース以外で乗ったのは2度だけでした。それに加えて11月にローラーで何回か乗ったきりです。60kmを越えると膝に来
ことが分かっているので、本来はロングライドを増やして長距離に耐えられる身体を作らなければいけないところではありますが、なかなかその為の時間を取れていません。
スイムは2014年前半に熱心に取り組んでいました。しかしながらこちらも夏を過ぎる頃になると、あまり通わなくなってきてしまっています。冬になると大きなお風呂が恋しいので、また通いだしたい所ではあります。最近夜の時間をプールよりも勉強に充ててしまっているので、今後どうやって時間を捻出しようかというのが目下の課題です。
読了: 伊坂幸太郎「死神の浮力」
12月6日のセールで売っていたので購入して読んでみました。元々伊坂幸太郎さんの作品には興味があったという事もあって、良い機会でした。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/07/30
- メディア: ハードカバー
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読むのが嫌になるという感じではなかったけれども、あまり「面白かった」という感じはありませんでした。淡々とストーリーが流れていったというだけだったという印象を受けました。
レビューを読んでいると「死神の精度」の方が評判が良いらしいので、そちらも読んでみようと思います。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/02/08
- メディア: 文庫
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