松岡修造「応援する力」を読みました。今回はhontoで買って読んでいます。
- 作者: 松岡修造
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: 新書
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自分もマラソンやらトライアスロンの競技中に熱い応援を受けて感極まることが年に何度か起こるという事を経験するようになってから、応援ってありがたくもあり嬉しい物だなーと思うようになりました。それ以来、自分の競技が終わってからだったり、あるいは時にはプロの選手の応援を割としっかりとするようになりました。
という事で、この本は面白かったです。自分の主張と非常に一致しているからそう思うという面が大きいとは思うのですが。松岡修造さん自身がやって「成功した」と感じた応援だけではなく、失敗したと思った応援。自分の試合の中で助けられた応援、家族や同僚などの身近な人に対する応援の難しさなど、「応援」と一口に切り取っても多様な側面から「応援」について書かれています。
テレビで見ているだけでは分からないこと。ただ闇雲に「熱く!」応援していただけではなく、応援する人の事も色々と考えて、相手の立場に寄り添った応援を心がけているのだという事が切々と書かれているあたりが一番の読みどころでした。