第30回 NAHAマラソンに参加しました。
大会 | 第30回NAHAマラソン |
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距離 | フルマラソン (42.195km) |
グロスタイム | 4時間42分27秒 |
ネットタイム | 4時間42分05秒 |
順位 | 4904位 |
中間計測での記録も発表されていたので、こちらも記載。
計測地点 | 距離 | タイム | 順位 | 通過時間 |
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スタート | 0.000km | 00:22 | 878位 | 09:00:22 |
5km地点 | 5.000km | 27:11 | 1265位 | 09:27:11 |
10km地点 | 10.000km | 55:37 | 1885位 | 09:55:37 |
15km地点 | 15.000km | 1:26:32 | 2648位 | 10:26:32 |
20km地点 | 20.000km | 1:58:06 | 3156位 | 10:58:06 |
中間地点 | 21.300km | 2:04:22 | 3198位 | 11:04:22 |
25km地点 | 25.000km | 2:31:31 | 3719位 | 11:31:31 |
30km地点 | 30.000km | 3:10:02 | 4433位 | 12:10:02 |
35km地点 | 35.000km | 3:47:40 | 4614位 | 12:47:40 |
40km地点 | 40.000km | 4:28:46 | 4969位 | 13:28:46 |
フィニッシュ | 42.195km | 4:42:27 | 4904位 | 13:42:27 |
徐々に抜かれていっている様子がよく分かります。
12月の沖縄は、半袖だと暗くなってから肌寒さを感じるくらいの気温です。沖縄にしては寒い季節と言えますが、やはり内地と比べると気温は下がらないので、あまり記録を出すことは期待していません。そもそも参加者数が多すぎて最初の数kmは走ることがままならないというようなレースなので、それも記録を出しにくいということに拍車をかけます。
それでもしばしば沖縄のマラソン大会に参加しているのは、沖縄のマラソン大会には物凄い沿道の応援が待っているからです。特にNAHAマラソンは沖縄県で最も規模の大きい大会なので、その応援の規模も誇張無しに桁違いです。昔走り始めたばかりのころにNAGOハーフマラソンで沖縄のマラソン大会の醍醐味を知ってしまい、そして3年前にNAHAマラソンに参加してから、すっかり沖縄のマラソン大会の虜になってしまっています。
今回はうっかり陸連登録でエントリーしてしまったので、スタート位置がBブロック。号砲から物の10秒少しでスタートラインを越えられました。ただし周りはスピードのある選手ばかり。おかげで自分にとっては高速なペースにつられてしまい、1kmあたり5分を超えるペースという、今の自分の実力に見合わないオーバーペースで突っ込んでしまいました。5kmくらいまでは調子よくきた物の、徐々に失速していきます。
7km地点で、NAHAマラソン名物の走りながらのYMCAポーズ。ヤングマンが大音量で流れる中、ほとんど全員のランナーがYMCAポーズをとる姿がなかなか圧巻です。曲の合間には、マイクをもったDJ(?)の人が「おめでとうございます!残り35kmです!」と発破をかけます。
NAHAマラソンは前半が上り基調なのでひたすら力を溜めて後半に備えるというのが鉄板の攻略法ですが、前半ですっかり力を使ってしまいました。平和記念公園にたどり着いた時には2時間4分くらいで通過できた物の、その後脚が止まってしまいました。下り坂は何とか走って下る物の、平地ではちょくちょく歩いてしまいます。どうにか誤魔化しながら走っていきます。ちょくちょく休みながら走っているせいか、急激に脚が苦しくなるという感じはしませんでしたが、時計と睨めっこしていると徐々にペースが落ちているのが分かります。走っている時は1kmあたり6分から7分で走れていましたが、しばしば歩いてしまうせいで1kmあたり7分から8分くらいを維持して走っていきました。
国道331号を左折して小禄バイパスに入ると、残り後少しだなという気持ちになってきます。とはいえ残り5km。じっくりと走っていくと、見えるのはモノレールの線路。赤嶺駅からの最後の登り坂に苦しんでいると、「これが最後の登り坂です!」という応援が。坂道の頂上まで到達したら、後は下り坂のみ。ひたすら下りに下って、奥武山公園に向かって左折。このあたりで残り1kmでしたが、残り短いにも関わらず脚が止まります。少し歩いてから、ゴールへ。奥武山公園に入ってからボランティアの学生のハイタッチに励まされ、わずかながらのラストスパートをかけてゴール。
脚を完全に止めると、一気に疲労が襲い掛かってきました。どうにか完走証と琉球ガラス製の完走メダルを受け取って、芝生の広場で仰向けになりました。「あんまりよく走れなかったなー」という反省と、「とにかく完走できてよかった」という思いが繰り返しやってきていました。
今年のNAHAマラソンも、コース上を途切れることの無い応援と、公設エイドの数倍の箇所設置されている私設エイド、あちこちで行われている野外バンドの演奏やエイサー、そしてボランティアの皆様に助けられました。非常にきついコースで、かつ暑いレースでありながら、どうにか完走出来ているのはこういった方々のおかげあってのことです。ありがとうございました。